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再生メモ

苦悩系ブログです。深海で、なんとか光ろうとしています。口角上げる。

「寄り道して考える」 養老孟司

 

 

 お昼ごはんにカレーを食べた。

本のコピーの整理が続く。

アイスが食べたいけど我慢。

 

 

 

寄り道して考える

寄り道して考える

 

 

養老  脳の中では、われわれの首が身体から切れています。なぜ切れているのか、その理由はわかりませんが、そのことは19世紀にすでにわかっていました。チンパンジーも切れていますが、ネズミはまだ切れていません。もっとおもしろいのは、コウモリです。コウモリは逆さにぶら下がって暮らしてますが、脳の中でもからだの割り付けがヒトと逆になっている。これに意味がないはずがない。

そういうことを考えてみても、先程申し上げたように、首から上と首から下は違う文化になっていることがわかります。そして日本では、首から下の訓練を長年やってきたのです。それが修行であり、いわゆる「道」で、その結果として出来上がったのが「型」です。それを僕は身体表現だと言いました。身体表現と対になっているのが、言語表現です。昔はこの2つがうまくかみ合っていました。侍はそれを文武両道と言いました。ところが、しだいに日本人は身体表現のほうを切り捨ててしまったので、それと対になっているはずの言語だけがその分ボワーッと広がってしまいました。